どっしゃ降りの大阪。
全国のアラサーアラフォーに激震を起こした今回のオザケンツアー。
当時、仔猫ちゃんと言われてキャーなんつてた女子高生は、今じゃすっかりええ大人。
ギタポ世代は、今じゃメタボ世代なんて言われてさ。
ブルーのギンガムチェックのシャツにホワイトジーンズのすらりと伸びた細い足の男子にときめいた、こちとら真っ赤なベレー帽のオリーブ少女。
そんな時代もあったねと。
まわる、まわるよ時代はまわる。
だって、オザケンが42才なんですからね。
真っ暗に照明の落ちたステージから、流れ星ビバップでスタート。
ずっと照明はつかないまま。
暗い!オザケンが見えない!じらさないで!早く!王子を!!
豆球くらいの照明がオザケンだけを照らす。
『2003年。2003年、ニューヨークの街に大停電が起きた』
と、ニューヨークで起きた大停電のエピソードの朗読をぽつりぽつりと始める。
流れ星ビバップでキャー!とテンションあげあげの状態から、突然会場内は静けさに包まれる。
言うならば、超酔っぱらってゴキゲンな時に、携帯が鳴ったと思ったら会社からだった、くらいのテンションの下がり様。
しかし、その大停電のエピソードは、そこにいた全ての人の心にきちんと伝わっていただろう。
みんなあの当時から、色んな出来事をそれぞれ過ごしてきて、甘酸っぱい女子高生時代から、すっかりオバちゃんなんて年になって。
だから、単に、王子をナマで拝めた〜!って涙が溢れてるのではなく、それぞれの色んな想いが13年という月日を改めて感じさせられ、仔猫ちゃんの涙に変わったんだろうと思う。
その後も、うちの前の列の女子、ななめ後ろの女子が号泣していた。
みんな色んな想いがあったんだろうともらい泣きしそうになる。
うちは震災前の西宮北口のセイデンでライフを予約して買った時の店内の感じがふっと頭によぎった。
ブサイクすぎた女子校時代。
曲と曲の合間に、朗読が入る。
バックには、エリザベスコールが撮ったんだろうな的な映像。
数年前のワークショップで見た映像と近い。
朗読が始まると、席に座る客。
朗読が終わると、立ち上がる客。
興味の度合いがこれほどわかる客席はないと思った。
朗読もライブだ。
うちは個人的に朗読が楽しかった。
ワークショップの時よりも、より一般的にわかりやすいものに変えてたし、小難しいことを並べたものではなかった。
今を日本で暮らしてる人ならば、ドキリとすることばかりだったと思う。
安全ボケのこととか。
小難しいことを言おうと思ったらなんぼでも出てくるであろうオザケンが、
こんなにもわかりやすく的確に伝えている姿は、あ〜ほんまに頭賢い人なんやな、と感心した。
新曲も数曲あった。
しかし、シッカショ節以外は、うち個人的にはビミョーだった。
ポルノグラフティっぽかった(苦笑)
まわりまわって、シッカショ節になるところは、納得。
岡林信康みたいなもんを感じた。
他の曲のセットリストは、きっとミクシとかでばんばんネタバレしてると思うので端折ります。
東京恋愛専科が嬉しかった。
でも、『なんかキー低なってない?』と感じて、オッサンになった王子を感じて笑いが止まらなかった。
夢が夢ならも良かったな。
とにかく、行けたことが嬉しかった。
見れてほんとに良かった。
チケット当てた友達に心底感謝。自分のクジ運のなさに嘆いたけど、友達にあって良かった。
民衆に、革命家オザケンの持論を伝える一番手っ取り早い方法が、今回のツアーだったんだろうな、とうち個人は感じました。
革命家オザケンの完璧な戦略ライブ。
実に天才のなせる業です。
そして、ライフの曲は、本当に何年経っても色あせない、最高に良質なポップス。
『小沢健二/LIFE』
もちろん、Tシャツも買いました。
わりとかわいい。
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